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2003年度(平成15年度) | 資料集 | 大分県産業科学技術センター

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Academic year: 2018

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(1)

インテリア性を重視したパーソナルコンビュゎターの開発

濱名直美

情報座業部

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要旨

県内企業の(株)MOMは,自作パソコン(以卜,1)〔二)ユーザー向けにパーツ販売や紳.、:′ 二教室の阻催 法人向けに

必要な機能をセットした業務用P〔二を販売する企業である.機種変更が激しく買い換えサイクルが早い乱 使い捨て

商品というイメージを什うf )Cク)販売において,MOMはこれまでにも王)〔二l ノ哨;のパーツ交換を債締約にサポートし,

ユーザー自身がスペックアップできるシステム商品として提供している.また,Ⅰ〕Cを長く愛用されるロングライフ繭

.1‖−−として位階づけ,インテリアに合う素材を用いたオリジナル‡−〔二や筐休を俳傑してきた.

Mし)Mは,これまで対象としてきた特定ユーザーだけでなく,新たなユーザーの開拓を行うため,当センターの事二

業を活用して,開発コンセプトの立直しや的確なターゲット紬出力儀等を実践し,新しい繭ノ‖ 欄発を行った.

る眼りロングユースされる撃望品として捉供することと, MOM オリジナル製【后−1としての付加仙術を備えた開発を

H指し,開発力向性としてインテリアを梢成するイメー

ジをできるだけ乱さないものとする串を念頭に,素材に

木や竹の利用を考えていた.

1乱打一開発研究会では,人手家電メーカーやPC専門メ

ーカーなど乍 広く流通していろものに見られろ商.甘価値 とは明輝に違う軋㌧l −1コンセプトの具休化に収椚み,

Ⅸぺ()Ⅸ/′ Ⅰの開発対象であるオリジナルH二開発について, 開発方針となるビジョン作りをわった.

2【調査由惜幸剛文集 2.1企業の課題

これまで V匠)M が開発した製11うー‡ほ,技術的に暫封−‖I r 化 が容易で,矧】‖−i のターゲットを自作Ⅰ〕(ニューザーと絞っ てはいたが,日常において撃製王111がどのように性われ,ユ ーザーが どのような想いで製詔1にl 「I J き合い,製清一1を扱う かなど∴矧■‖ −】と人との関係性から開発ノン向性を決める根 拠や考察をl 調発プロセスに収り入れることなく矧−‖−瀾発 を行っていた.また開発−㌔子−のブラッシュアップを凶るフ ィードバック升段(ユーザーの反応を得るノバ去)を特に

持たなかったため,自君恩晶−!の価値を伝えにくい状況で もあった.

これに対して研究会では,開発するオリジナル PC(刀 1.はじめに

当センターのデザイン経営資源化事業は,企業の商

品開発の目的遠戚のため,デザインの手法に基づく癖Ⅰ■‡√一 関発のプロセスを実践しながら,企業の課題解決と繭Ⅰ■ −−−− 企画伐力を高めることを巨j 指して,外部アドバイザーと

共同で,商品開発の指導と技術支援を行っている。商品

開発に取り組むのほ,企業の拒当者 人{令瓜デザイン協

会の推薦による県内デザイナー,薩鋸‖Ⅰ−企由開発・経儲コ ンサルタントと,当センター職貢をメンバーとした商晶 開発研究会である.

「上1加)l 〔三1商品開発研究会構成

N′ 廿)几4 は,Ⅰ〕Cパーツを扱う企業として,Pし:を出来

(2)

ターゲットを観察し,PCに対するユーザーの考えや仁i 作円∴車場とユーザーニーズについて調杏を行いながら,

人と製品† との関係件を探った。

下がり,市場は成熟の度合十を′ 」くしている.より佃卜人脈

向に介う商ぃー晶相克が望まれるなか,し」作P〔:の巾場では

l 二作点欲を高めるバーツショップの梓川11や,商品トレン

ド情報誌等で自作1)(二特集が組まれるといった敷きがあ る.インターネット上で公開されている自作PC に対す

るアンケート結果によると,自作1)しこに求める選択・購

人動機の第1に,「作ることが楽しい」という理由があ

り, その背㌫には,パーツ選択の白山,拡矧生,自分の

好みにカスタマイズできるといったユーザーニーズがあ ることが分かった

3.インテリアに調和する製品コンセプト

3.1インテリアデザインの研究と理解

開発ん向性として,インテリアを構成するイメージ

をできるだけ乱さないものとすることを[† 桁していたの で, 一般的なインテリアデザインの流行傾l 「りや消費者に

受け入れられるJ 狛11を胴むため,インテリアデザインの

イメージマップやコラージュ(F料3)をつくり,さら

に,木や竹などの素材を求めるニーズとインテリアの関

係性について検討した.この作業から,メンバー間のイ

ンテリアデザインに対する共通認識が生まれ ,「1常にお

ける製I l ‡t ’ 1に川いられる素材や装飾の効果と製董−】l −−デザイン の関わりを考えることとなり,製品に付加するデザイン テイストのん向付けができた.

2.2PCのある風景から

研究会では,社会動向や消費傾向, ▲ 般に流通して

いる j )(二新商ん−−の開発コンセプト等の惜幸削叉祭を行いな がら,製i 「l 「がユーザーにどの様に受け入れられているか を知るため,身適にある f )Cのある風景の撮影を行った

(Fi g。1).撮影した写真は 7り枚程で,これを比較する と,マシンの機鮎ここだわvノて P〔二環境を構築すると, ユーザーの二・まに反して′ 巨酔空間が複雑になってゆくこと が見てとれた。複雑さを抱く根因として,配線の多㌻

外部装間などで机の」二が狭くなる,関連する小物が乱雑 になる等々,ユーザーが抱える悩みやイく満が分かった これを解消するユーザーの期待や願望をイメージマップ

(TT隠2)として作成しながら解決策を檜諭した.

ドi 巳.i r )Cのある風買

﹁ぎ﹁﹁﹂

〓三

f γi gJ う インテリアデザインの研究

3.2製品可能性を図るアンケートの実施

を)〔二を取り巻く車場やユーザーニーズの状況把捉の[l −

で,PCユーザーが感じる悩みや不満を解消し,期待や

願望を製品に表す方向として,いソコンと収納性一,」パ

ソコンと家具」,「パソコンの什組みや構造を変える」と

いった機能や形態,使いノノ、から矧l ‖!}イメージ案を出L向

一品イヒ可能件を探るアンケートを実施した(f J i g.4)。

アンケートのr 「・1答では,r pc を組込んだ家主とをリビ ングなど普段の生活空間にi f ∼† :くことを考えるとホコリが 気になる」,「故障等でのメンテナンスを頼むときの梱包

や愉送コストが餌‘ j 二巨,また r 使川昭のイ意の肇瀾(テ

ーブル トップに頂いたコーヒ、一一−−〉がこばれるなど)に対す

る防,路面が弱そう」とのノ削ユがあった.他にP(二組、l /ニセ

Fi g.2 イメージマップ

2.3 自作PCユーザーの現状

ターゲットに挙げた自作PCユーザー について,彼ら が情報ソースとするショツブ及び専門情報需′ ヨ三から,[† 作N∵の市場風向を.踊査し,ユーザー像やニーズを洗い

出して製材!選択。購人動機につながる要因を探った。

ネットワークや情隠機器の究闇に伴っ て製晶価格が

(3)

やデザイン感党に対して,優先的にこだわると卜」,「r 二王 分なりの使いんに対して,合理的なソリューションやハ ードを求めているヒト」と設定し,さらにそのターゲッ

トが魅力に感じる形態や告封■ん性能を検討(Fi g5),その 中から開発「洞巨性の高いものを採川し,製品の具体化を 行った.

また,PCがいくつものパーツの集まった組宣てによ

るもので,パーツが収まったひぃ狙の製品が情報機儒と

しての機能を成す様子から,商昔一名を『ne封(ネスト)J (“ 巣” という意味)とするアイデアが州た

5.今後の展開と商品化計画

り後研究会では,,… J じ作l 晶を用いてグループインタビ ューやモニター調査の実施しながら,製l 気t l に対する使い 〟や使われ〟の倹誠に取り組む.また MOM+のオリジ

ナルP〔二が,ひとを楽しくさせる聖獣−‖ 11であり,ユーザー の想いの分だけ存在感を感じさせる製l 【‖1として,2()()4 年秋に開催する展示会への出展をl !標にしている.

これに添って,市場導人のタイミング,ユーザーに

対するアナウンスの内容やノバ去,ユーザーが商■一言l を選択 しやすい商品仕様のあり方について併せて検討し,蹄占占 としての完成度を高める計画である.

ットやn分でアレンジを加えられるキット化では,軋■Ⅰ【−− 化を期待するとの意見もあった。

研究会では,単にデスクやコーヒーテーブル ,ソフ ァ横の収納ボックスといった家具にr }C機能を組込むこ

とだけでは,インテリアに調和する剛i ■1としての可能性 は低いという見解に達し,生活の中甘 PCの役割とユー

ザーの使い方を再観察し,インテリアに調和する要素と

して素材選択のバリエーションと‡ )〔ニパーツ牲特性を清

かした形となる開発方刷生へ修l 仁した.

町㌢呈商品化珂儲胴を調べるアンケート

4。ターゲットの絞り込みと製品アイデア

情報収集等の調査やコンセプトワークから,素材の

心地よさや使うたのしさが製−−1−一丁デザインに表され,ヒト とモノとの問に穏やかな関わりをつくるという開発コン

セプトが現れた.研究会では,開発濯一にユーザーク)意識 と製「!‖−−の存在感との関係において,ユーザーの傍らでユ ー ザーが意識した分だけその存在を感じさせるといった ニP」ドノ、ノこ÷ ノ ブ1、みl =霊† ぷ一〃1おんJ 成1一対]l 左†し1老木ノ の組合せや色合いの設定,ユーザーにとって融通の利く

インターフェイスを持つ製晶のアイデアを出し合った. 恨.言、J ▲ レ)小でターゲットをすで、にパソコン経験者, ある程度パソコンの知識があるヒト」∴ インテリア感覚

6.まとめ

この事業に参加した M(〕M の技術担当者ほ,「開発時 のデザインの視え方,開発方向性を作る上での企画の音

ち上げや市場との関連付けなど、1i 初はゃ想もしなかった 思考にまで及んだ」と感想を述べている.研究会に参加

†ナー メ、ノバーぜ、 い幸 手ててノ)か九i i ′ 1のかか√〕ナーう二\十ドイ十 −やコンサルタントとの協力で開発テーマに取り組み,

商品開発能力を錐え,今後の商品−1化計画のネットワーク をつくることができた.

今後 M(うⅨてでほヮ この商品開発プ烏セスに基づき, 社会や企業の状況に応じて,独自のけ引,l −,開発プロセスを 作り上げてゆく意向である.また,取組んだ撃望「ⅠI l !1案をさ

らにブラッシュアップしてま とめ,展示会や甘本市での 反止こも調膏すろことになった。

このデザイン開発掛倒は,、仁成15年ほデザイン経営

資源化【甚某として,22 回の商晶開発研究会(平成】5

i 一三Hノづ4l † ∼、一差成1(川ミ3ノJ H=i )で行ったものであ

る.事業終イ後も引き続き,Ⅸノ/1()ルi と県内デザイナーが 彗払■ ‖川巨け己を継続し,オリジナル商【I i 【−1を礁宣していく予定 であり,当センターもリl き続き支援を行う.

ト L

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日払5璧射‖川ニレ)アイデア矧川

参照

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